シェフラー、6打差逆転で偉業達成なるか「やるべきことを実行するだけ」
USPGAツアー
海外男子メジャー第3戦の全米オープンは20日、ニューヨーク州のシネコック・ヒルズGC(7,440ヤード・パー70)を舞台に第3ラウンドの競技が終了。3年ぶりの大会2勝目を狙うウィンダム・クラーク(米)が通算7アンダーでトップを独走するなか、キャリアグランドスラムがかかるスコッティ・シェフラー(米)は通算1アンダーの2位タイとなっている。
世界ランク1位のシェフラーはこれまでメジャー4勝を記録。2022年、2024年のマスターズ、2025年の全米プロゴルフ選手権、全英オープンを制しているが、全米オープンはマサチューセッツ州のザ・カントリークラブで開催された2022年の2位タイが最高。今大会を獲れば、ローリー・マキロイ(北アイルランド)に次ぐ史上7人目の偉業達成となる。
第2ラウンドで「68」をマークし、49位タイから11位タイへジャンプアップ。7打差を追う3日目は前半に2つ落としたが、後半出だしの10番で初めてのバーディを奪う。さらに14番からの3連続バーディでリーダーボードを駆け上がると、17番で1つ落とすも、トータル4バーディ、3ボギーの「69」を記録した。
難関シネコックでの戦いは3日目を終え、アンダーパーはわずか5人。ムービングデーをアンダーパーで回ったのも2人だけというサバイバルとなっているが、「初日もフロントナインは出遅れたが、よく耐えることができた。今日もバックナインでいくつか拾えたのは良かった。全体として、今日のプレーには本当に満足している」と最強王者は確かな手応えを感じている。
最終日は30歳のバースデーと父の日で、もし勝てれば「特別なものになるだろう」とシェフラー。首位をひた走るクラークとは6打差あるが、「自分にできるのは、コースに出て、やるべきことを実行すること。父の日だし、いろいろなことがある。だからベストを尽くし、やるべきことを実行するだけだ」と逆転でのグランドスラム達成へ静かな闘志を燃やしていた。